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原子炉内の一万倍 [ニュース]

被曝した原発作業員の足が浸かったタービン建屋の水。放射線濃度は、正常な運転中の原子炉内の一万倍だったそうで。

[MSN産経]東電、未明の会見で高濃度「1万倍」に沈黙 「調査中」繰り返す

正常な運転中の原子炉内の放射線濃度は物凄く高いイメージがありますけど、その一万倍で作業員が数十分の作業で受けたのは180ミリシーベルトくらいの値・・・?ということは、通常はそれだけ低いということでしょうか。

よく分からん。
これがまず分からん。

>「3・9掛ける10の6乗ベクレル、パー立法センチメートルとなっております」

3.9x10^6 = 3,900,000で、390万ベクレルと。

立法?これは記者の誤字として、立方センチメートルですよね。
1cm3は1ミリリットル。

1ミリリットルあたり390万ベクレル、1リットルで39億!

・・・ふう。で、ベクレルを放置しても、原子炉内の水基準だと私の頭では理解できません。
飲んだらどうなる?

[厚生労働省]放射能汚染された食品の取り扱いについてpdf

飲料水は放射性ヨウ素(131 I)だと300Bq/kg

水なので1リットル=1キログラムでいいですね。1リットルあたり300ベクレルまでは当面飲んでいいと。


ずっと飲む場合は世界保健機構(WHO)を基準にするのがいいですね。
[WHO]Guidelines for drinking-water quality(飲料水水質ガイドライン)pdf
幼少~老化までの成長段階に関わらず、一生(70年間)飲み続けても重大な健康被害が無いことをもって安全としているガイドラインであり、前述の厚生労働省の暫定基準とは異なるものです。

この203ページには、放射性ヨウ素(131 I)のガイダンスレベルは10ベクレル/1リットルとあります。
39億ベクレル/1リットルだと物凄く飲めないことは分かりました^^;

換算ツールがあったので紹介。
ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算
このツールを信じると、作業員が浸かった水を70ミリリットルも飲めば致死量の6000ミリシーベルトに達するようですね。

色々と検索して満足しました。
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